産業用太陽光発電を設置する際に必ずチェックすべき5つの項目

公開日: : 太陽光発電の法人利用

産業用太陽光発電を設置する際に必ずチェックすべき5つの項目産業用太陽光発電の導入を検討しているならば、必ず事前にチェックしておくべき5つの事があります。ここでは、その5つを順番に説明していきますので、是非参考にしてください。

チェックポイント1:設置目的を明確にし、事前調査をしっかりと行う

 一つ目は計画段階です。システム設置に向け、設置の目的を明確にし、設置に関すること全般を調査し検討します。目標には色々なものがあるでしょう。

・売電収入を得たい
・災害時の非常用電源を確保したい
・電気料金を削減したい
・予備電力として利用したい
・地球温暖化防止に貢献し企業イメージをアップさせたい
・遊休地を有効に活用したい

等です。この時事前に行う調査も大切です。調査結果をもとに企画・設計をしていくことになるからです。現地調査の結果、設置したいと思っていた土地の日射量がイマイチだった、スペースが思いのほか広く確保できた等、デスクで考えただけではわからなかったことが見えてきます。したがって、必要に応じて設置業者に現地調査を依頼して設置プランを提案してもらうことが有効です。現地調査では、主に以下の事を調べます。

設置場所

 屋根、窓、壁、地上など、どこに設置するかを決め、そこに設置することで目的が達成できるかどうかを調査します。特に、屋根に設置する場合には屋根の形や勾配がとても重要になります。

周辺環境

 降雪地帯ならば積雪の有無、海の近くならば塩害の有無、森の近くならば落葉の有無など、太陽光パネルに悪影響を与えるものが周辺にないか調べます。

設置期間

 システムの規模によって異なるものの、概ね10kwのシステムで1ヶ月、1000kwのシステムで4ヶ月程度がかかります。設置期間も計画のうちに入れて検討しましょう。

チェックポイント2:経済性の評価

やはり売電収入や電気代の節約は企業にとって嬉しいものです。したがって、産業用太陽光発電を導入することによって、どれくらいの経済効果が得られるかを調べておくことは大切なことです。補助金やグリーン投資減税なども考慮しながら資産してみましょう。

発電量のシミュレーションをするには、以下の方法で行います。

太陽電池容量=モジュールの公称最大出力×設置枚数

つまり、最大出力を仮に100Wとし、このモジュールを100枚設置したならば、10kWとなります。しかしながら、太陽光発電は曇りや雨の日や夜間には発電ができず、またパネルの温度が高くなると発電効率が悪くなるなどの特性を持っているため、設置条件によって発電量は異なります。そのため、算出した発電量の6~8割が得られると考えておくとよいでしょう。

この他、公的支援制度の活用も検討してみるべきです。太陽光発電システムの導入に当たっては、個人住宅用と産業用とを問わず、色々な助成制度や優遇制度があります。それらの補助金や融資、税金控除などは有効活用していくことによって、有利に導入することはとても重要なことです。

さらに、税制上のことを言うならばグリーン投資減税の事も知っておくべきでしょう。グリーン投資減税を利用すると、システムによっては100%即時控除を受けることができる場合もあります。このような税金控除をうまく活用していけば、年間に何千万と言う税金控除を受けられ、実質的に無料で太陽光発電システムを導入できることもあります。

チェックポイント3:設計から契約まで

計画を立てたら、いよいよ設置業者に設計を依頼して見積もりを出してもらいましょう。そして設計と見積もりに問題がなければ契約を行います。公的な支援制度に申し込むのもこの段階です。ここでは、設計から契約までのチェックポイントを見ていきます。

システムの設計

まずは設計です。設置業者は設計を行い、また設置のために必要な機器や部材を選び、どれくらいの発電量が得られそうかなども検討してシステム価格を出します。これが見積もりと言うものです。

システム基本設計

システムの種類は、産業用は住宅用とは異なり、大きく分けて系統連系型と独立型の二つがあります。系統連係型とは、電力会社の系統と連携して電気を売買するものです。独立型とはその文字通り電力会社の系統と完全に分離したものです。

設置場所と設置方法

太陽光発電システムは屋根につけるというイメージが強いかもしれませんが、色々な付け方があり、設置場所は屋根にとどまりません。建築物に設置する場合には、設置場所や設置方法に応じた色々な製品が開発されており、あらゆる場所に設置が可能です。以下、それらの設置場所を見てみましょう。

壁設置型

 壁に架台を取り付けて太陽電池を設置するものです。使われるモジュールは屋根に使うような一般的なものです。

壁建材型(壁)

 太陽電池が壁材そのものになっているもので、カーテンウォールが代表的なものです。

窓材型

 太陽電池が窓ガラスとしての機能を持っていると言うものです。したがって、外が透けて見えるものの、採光性能は落ちてしまいます。

壁建材型(窓)

 建物の上部の明かり取りの窓に設置するものです。

ひさし型

 窓材型の物を窓の上部などを建物外部に架台を設けて、ひさしの機能を持たせたものです。

その他

この他にも、ルーバー型、アトリウム型、キャノピー型、傾斜斜面型、ベランダ型など、ユニークな色々なものがあります。

さて、この他の設定としては、太陽電池モジュールの選定、回路の設計、架台の設計などを行い、続いて周辺機器の選定も行います。周辺機器とは、太陽光発電に必要な機器の事であり、パワーコンディショナー、分電盤、積算電力系、中継端子箱、蓄電池、モニターなどがそれらに当たります。

チェックポイント4:設置と届け出

次にチェックするのは、設置と届け出です。設置の進め方は、最初に太陽電池モジュールを設置し、その後配線工事を行うという順番で進められます。電力会社や官庁への提出も設置と同時に行われるため、これも学んでおきましょう。

1、設置

 設置工事にかかる期間は、規模によっても異なるのですが、上記の通り10kwならば1ヶ月、1000kwならば4ヶ月程度です。もっとも、屋根材や壁材と一体型のものを設置する場合には特別な基礎工事が必要となるため、工期が延びることもあります。
 設置工事の流れは設置方法によっても異なりますが、仮に屋根に後付けでつける場合には、「墨出し→基礎工事→架台の取り付け→モジュールの取り付けと連結→アレイ出力確認→アース工事→アレイ出力線引き出し」という流れで行われます。この辺のことは優良業者に依頼しているならば、あまり気にせず任せてしまってよいかもしれません。

2、配線工事

 機器の設置にともない、配線工事を行います。

3、周辺機器の設置

 パワーコンディショナー、接続箱、遮断機などの周辺機器の取り付けを行います。もちろん、これらにも配線を施します。

必要となる手続き

 工事と同時に、手続きも行う必要があります。電力会社や所轄の官庁への届け出を行いましょう。

電力会社への手続き

電力会社への手続きは、まず系統連係の協議や申し込み、電力受給契約などを行う必要があります。その際には、以下の書類が必要となります。

太陽光発電設備設置申し込みに関する書類
太陽光発電設備の詳細に関する書類
連絡体制に関する書類
電力受給契約に関する書類

書き方その他に関しては、対象となる電力会社に問い合わせてみるのが良いでしょう。

所轄官庁への手続き

所轄官庁によって、産業用太陽光発電導入への対応は異なります。太陽光発電システムの出力規模や系統連係の区分次第では、経済産業省に工事計画や保安規定の届け出を行わなければならなくなる可能性があります。また、規模によっては主任技術者を専任する必要が生じ、そのための専任申請が必要になる場合もあります。

チェックポイント5:運転開始と維持・管理

さて、設置工事が完了し、届け出も無事完了したならば、竣工検査と電力会社による検査が行われ、これに合格してから始めて運転開始となります。また、もし公的支援制度の利用を行うならば、助成金の交付申請はこのタイミングで行いましょう。
 
竣工検査では、太陽電池アレイ、パワーコンディショナー、接続箱などを検査して破損などがないかを目視で点検した後、専用の機器を用いて測定試験を行います。これによってきちんと運転しまた止まるか、停電と服電の往来はうまくいくか、自立運転はうまくできるかなどの連系確認が行われます。

次に書類の受け取りを行います。受け取り書類には、設置業者からは竣工検査成績書、メーカーからは製品の検査成績書、取扱説明書、保証書を受け取ります。

運転開始

ここまで時間がかかりましたが、ここからようやく運転開始となります。電力会社に立ちあってもらい、システムの運転を開始します。また、もし2000kw以上のメガソーラーであれば、使用前検査が必要となります。

維持。管理

意地・管理は定期点検を実施することとなり、決まった周期で定期的な検査を行います。

産業用太陽光発電を導入する際には、この5つのポイントは必ず踏まなければなりません。事前に知識として持っておくとよいでしょう。

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